2011年12月03日
ヤドカリと格闘

このヤドカリは足を広げると30センチ近くになる大きなものです。こんなのが那珂湊沖でタコと一緒に住んでいるのです。イソギンチャクがついていますが、タコはイソギンチャクの毒に弱いので、イソギンチャクのついているヤドカリには手を出しません。ですから餌として与えるときは除去します。ハサミは硬くてすごく力が強いので危険です。しかもなかなか離さないのです。

大き目のヤドカリが殻にこもるとさすがのタコも引き出せません。そこで殻から出して与えるようにしました。ポンチとか尖ったハサミの先で貝にちょんと穴をあけて柔らかいお尻を軽くつつくとするりと出てきます。
このヤドカリはさほど大きくなく、タコが早速壺から飛び出して捕まえにかかったときには逃げようとしていたものの、抵抗しているうちに形勢が逆転してしまいました。なんと、逆さになって丸くなるマイッタポーズになってしまいました。

ついにタコが負けてしまいました。しかも体を入れていた壺をヤドカリに奪われてしまいました。ショックポーズをしています。この辺の海ではタコの敵はせいぜい大きなハモくらいで、海の中ではほとんど無敵で君臨しているせいか、負けるとショック症状に陥るようです。
これ以降、ハサミの一部を切って効かないようにして入れています。ですが、このタコちゃん、もうヤドカリに手を出さなくなってしまいました。
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